それゆけ、黄門さん

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■はじめに
 ※これはフィクションです。実在の人物・団体・番組とは一切関係ありません
■あらすじ
 魔法の印籠の力を頼りに、世直し旅を続ける黄門様一行であった。
 しかし、とある事情で印籠にかけられた魔法が解けてしまい、助さんと格さんが反抗的になってしまった!
 お給金を出すことで再び一緒に旅をしてもらうことになったが、力が物を言う世の中なので黄門さんのパーティ内での地位は低い
 さてさて、これからの旅どうするどうなる黄門さん。
■登場人物紹介
 黄 = 黄門さん :偉い人のはずだった、印籠持ってる。
 助 = 助さん :剣の達人、ちょっと軟派。
 格 = 格さん :印籠持ってた、素手でたたかう。真面目だった。
 敵 = 敵さん :大名だったり、雑魚だったりする。


■黄門さん、懲らしめる

黄「助さん、格さん。懲らしめてやりなさい!」
助「ちょwwwだるいwwww」
格「ちょwwwだるいwwww」


■黄門さん、懲らしめる2

黄「あの……」
助「あーはいはい、やるよ。行くぞ、格之進」
格「別に、殺してしまっても構わんのだろう?」
黄「えっと、それは困るっていうか」
助「じゃ、半殺しな」
格「把握」
黄「あ、あぁ……」


■黄門さん、懲らしめる3

黄「助さん、格さん。もう良いでしょう」
黄「……」
黄「す、助さん、格さん。もう良いんじゃないかな?」
黄「……」
黄「あの……助さん、格さん。そろそろやめて下さい、本当お願いします、この通り!」
助「もう良いのか」
格「理解」


■黄門さん、ぼける

黄「格さん、印籠を」
格「?」
黄「あの、この紋処が目に入らんかーって奴です」
格「??」
助「黄門さん、自分で持つからって昨日言ってたじゃん」
黄「……あ、あぁそうでした」
助「ちょwww忘れんなよwwwwボケたかwwwww」
黄「す、すいません」
格「おい、助」
助「なんだよ、言い過ぎだってか」
格「ふんどし見えてる」
助「……あっ」


■黄門さん、おくのて

黄「この紋処が目に入らんか……」
敵「何て?」
黄「この紋処が目に入らんかー……! ゲホッゴホッ」
敵「遠いな」
黄「えっと……これ、この紋処がですね、目に入らないかなーって」
敵「目には入らんだろ、常識的に考えて」
黄「そうですよね」

▲モドル